サラリーウーマンが社労士試験後の勉強をつづる日記

昼間はサラリーウーマン・夜は社労士の勉強中。H26年試験合格後の勉強をまとめた備忘録日記です。

事務指定講習 受けて良かったこと後悔したこと

12月8日(木)の申し込み締め切りまで残り1週間。
実務経験の2年がない場合、受けようかどうか悩んでいる時期かと思います。
そこで、事務指定講習を受けてよかったこと後悔したことを個人的主観で紹介します。
参考になれば!

■受けてよかったこと

・教材が詳細によくまとまっていたこと
検索はしにくいですが、市販で売られている本以上のことが載っています。

1冊持っていると実務の手続きでかなり重宝します。

・面接指導過程で、社労士の先生方から仕事の生の声が聞けたこと
面接指導過程の講師は現役の社労士先生です。
しかも、ほぼ100%開業している社労士先生です。(どこかの会社の人事部所属の勤務社労士ではない。)
なので開業時の営業方法や支部活動のことなど、現役ならではのお話を聞けたのは、自分が開業したら・・・というイメージしやすくなりました。

・合格者で今後の仲間/ライバルがわかる
合格者の集まりなので、今後の仲間・ライバルの顔がわかります。
ただし、これは予備校の合格パーティに参加しても得られるので、事務指定講習特有ではないかと。

・社労士手帳、辞書がついてくる
市販されているようですが、開業していない段階で自分では買いません。
分厚い辞書と、手帳で1年間の業務内容スケジュールが俯瞰でき、社労士の先生になった気分になれます。
難関な国家資格に合格したことが実感できました。

■後悔したこと

・高い
7万円の出費は痛いです。当時のなけなしのボーナスから払った記憶があります。
7万円の価値は人それぞれですが、2~8月の7か月間で1ヵ月1万円とすると、家での添削付宿題のような課題で1万円というのは高かったなぁと振り返ってます。
 
・実務がすぐにできるようになるわけではない
20事例の課題と面接指導過程での4日間では、実際に依頼されたときにはたしてできるか疑問です、むしろ私はできないと感じました。
2年分の実務やっている方と比べてそれ相応の知識がつくと思わない方がよいです。
2年の実務やっている方には到底勝てません。
あくまでも、2年の実務経験が今後できなそうだけどすぐに開業したい方向けによいと思います。

・通信指導課題は回答が得られるわけではない。
添削されて戻ってくる課題ですが、○×とヒントの紙がついてくるだけで、回答は得られません。
どこかなぜ間違っているのか?自分で復習する必要があります。

・会社員の場合で人事や総務でない部署の方は、休みがとりにくい
平日4日連続で休むのは、会社員にはハードル高いのではと思います。特に人事・総務関連の仕事をされていない方は勉強していたことさえも会社に秘密でしょう。
私は実際そんな感じで、勉強していることは秘密でしたし(今はオープンにしましたが)4日間連続はこれまでよっぽどのことがない限りとったことがありませんでした。
あえて夏休みの8月にし、夏休みならちょっと多くとってもいいという雰囲気で有休をもらい参加しました。
ハードルが高い4日間連続休みをとってまで、参加すべきか?!熟考しました。


■まとめ

<よかったこと>
・非売品の詳細な教材がGETできる
・現役開業社労士の経験談が聞ける
・付属品で自己優越感が味わえる

<後悔したこと>
・高い
・実務がすぐできるようになる訳ではない
・通信指導過程をしても回答が得られるわけではない
・会社を休めるかどうかのハードルを越えないといけない